ファラは自動車事故の後逃げ出し、一人になっている間に体重が半分ほど減ってしまった。
コロラドの荒野で3か月近く一人で生き延びた「奇跡の」ファラ地元の保安官事務所が空中ドローンで彼女を発見し、飼い主の元へ戻った。
3歳のファラちゃんは、6月にハイウェイ50号線で車が事故に遭い、逃げ出した。KOAAが報じた彼女は逃げていった。
ファラの飼い主テイラー・サラザールが率いる毎日の捜索は、あまり成果がなかった。捜索隊は水に加えて餌や匂いのする場所も設置したが、ファラを捕まえることはできなかった。防犯カメラや遠くから時々ファラの姿を見るのが精一杯だった。
その後、フリーモント郡保安官事務所も捜索に加わった。KOAAの報道によると、日曜日に同事務所の航空監視チームが赤外線カメラを搭載したドローンを派遣した。約10分後、彼らはファラを発見した。
「彼女は私だと分かると、私のところへ走ってきて、有刺鉄線のフェンスを飛び越え、その後、私の膝の上に頭を乗せてきました」とサラザールさんはテレビ局に語った。
ファラは82日後に飼い主と再会したが、ひどい状態だった。体重はわずか55ポンドで、健康体重の半分強だった。後ろ足の1本は腰と膝のあたりを負傷しており、切断する必要がある。
「彼女が荒野で3か月間生き延びたのは奇跡だ」とサラザールさんは語った。
サラザールさんは、ゴールデンレトリバーのファラちゃんがまだ子犬で、亡くなった夫が胃がんのステージ4の治療中だったときにファラちゃんを家に連れてきた。夫のがんとの闘いの合間に、この犬がありがたい気晴らしになってくれた。
「ファラを迎え入れたとき、我が家は再び幸せになりました。彼女は私たちの太陽でした。だから、彼女を失ったとき、こんなふうに彼女を逝かせることはできないと思いました」とサラザールさんはKOAAに語った。
ありがたいことに、彼女は今、少しの困難を乗り越えながらも、相変わらず優しいファラと再会している。。