飼育下で暮らす世界最高齢のコアラ、愛らしいミドリに会いましょう
彼女はまだ木登りをしていて、相変わらずかわいいです。
日本の動物園で暮らすメスのコアラが、記念すべき誕生日を迎え、注目を集めた。2月に24歳になったコアラのミドリは、現在「飼育下で暮らす世界最高齢のコアラ」としてギネス世界記録を保持している。
コアラにとって24歳になるのは簡単なことではありません。オーストラリア環境天然資源省飼育されているメスのコアラの平均寿命はわずか12~15歳だそうだ。野生のこの愛らしい葉っぱを食べる動物の寿命はさらに短く、およそ10~15歳だ。この数字をもっと身近に感じてもらうために、ミドリは100歳を超えていることになる。世界最高齢のコアラのこれまでの記録は、オーストラリアのコアラ「サラ」2001年に23歳で亡くなった。
ミドリは淡路ファームパーク イングランドヒル(日本の淡路島中央部にある自然をテーマにした動物園)。同園によると、ミドリは健康状態も良く、高齢になっても木登りをしたり来場者を楽しませたりし続けているという。
のジャパンタイムズ同動物園によると、この高齢のコアラは2003年3月に姉妹都市提携の一環として同動物園にやってきた。18年以上経った今も、ミドリは動物園に大きな誇りをもたらし続けている。2021年2月1日の誕生日後、同動物園はギネス世界記録に、最高齢のコアラとして申請した。
淡路公園の園長が呼びかけみどりさんの新しいタイトル「暗いニュースが続く中、明るい兆し」と述べ、ミドリが世界最高齢のコアラとして認定されたことを記念して、3月14日日曜日に式典を開催し、コアラの功績を祝う予定だ。